【映画】ついにジョジョも! 人気漫画やアニメが次々と実写映画化される理由とは?
日本映画界で他の追随を許さない巨人・東宝株式会社とワーナーブラザーズジャパン合同会社が、“超大型企画発表”と銘打って大々的に発表した荒木飛呂彦氏の人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の実写映画化。
今年はその他にも、空知英秋の大ヒット漫画『銀魂』を小栗旬主演で実写映画化するなど、原作ファンがざわつくような人気作の実写化のニュースが相次いだ。
その多くが、どちらかと言うと否定的な意見が多い中、次々と人気漫画やアニメが実写化されるのは何故なのか?
人気漫画やアニメの実写化といっても、すべてが同じ物差しで測れるのではなく、大きく分けると2つに分類できる。
1つは学園ものや、お仕事系など日常を舞台にした少女・女性向け漫画。
もう1つは少年、青年向けの非日常的な世界を舞台にしたスケール感のある漫画だ。
女性向け漫画の舞台は学校だったり、職場であったり、登場人物も設定も日常だ。
最近でいえば、『orange-オレンジ-』(東宝)は興収30億超え、『ちはやふる』(東宝)も、“上の句”、“下の句”を合わせて興収20億を超えるヒットを飛ばしている。
これらの作品までとは言わないが、少女漫画原作の実写化は非常に計算のしやすいコンテンツという認識が強いという。
多くの作品の制作委員会に名を連ねる出版系の会社の担当者はこう語る。
「漫画原作の中でも、少女漫画はリスクが少ないですよね。元々、人気漫画ということで知名度があり、スタートの時点で大きなアドバンテージがあります。
さらに突飛な設定ではないので、バジェット的にもそこまで大がかりにはならず、リクープしやすい。
原作のイメージとあまりにもかけ離れたキャスティングさえしなければ、数字は読みやすい」
当然、企画を立てるプロデューサー側にとっても、お金を集めやすいというメリットがある。
また、原作があるということは、それに付随する出版物(連載雑誌etc)や書店へのプロモーションもしやすくなる。
よほど原作ファンの反感を買うキャスティングさえしなければ、興行的なリスクは少ない。
一方、リスクが伴うのが少年、青年向けの漫画原作の実写化だ。
こちらの場合は少女漫画と違い、世界観が壮大なものが多い。
近年で言えば『るろうに剣心』シリーズ(ワーナー)や『進撃の巨人』、『寄生獣』(ともに東宝/2部作)などが思い浮かぶ。
どれも日常とはかけ離れた設定で「どうやってあの世界観を実写化するのだろう」という“不安”が公開前から付きまとった。
だが、『るろうに剣心』は『京都大火編』と『伝説の最期編』合わせて100億円近いヒットを飛ばし、『寄生獣』や『進撃の巨人』も作品のできに関しては賛否が渦巻いたが、『寄生獣』は2部作で35億円、『進撃の巨人』も50億近い数字は記録している。
とはいえ、作品の世界観から、映像としてのクオリティも要求されるだけに、
少女漫画原作と比べれば格段にバジェットはかさむ。
実際、こうした青年漫画原作を実写化する際、「常に頭の片隅には最低限赤字を出さないように意識していた」と人気漫画を実写化したことのある映画監督は話す。
作品によってバジェットは異なるが、少年・青年漫画原作の実写化、しかも大がかりなプロジェクトの場合、リクープラインは上がる。
それでも、現実には次々と“映像不可能だろう”という触れ込みの人気漫画が実写映画化されている。
少女漫画原作のところでも触れたが、リスクが高い少年・青年漫画であっても、人気漫画原作を実写化するアドバンテージは大きい。
しかも、過去の実写化の実績を見ると、コアな原作ファンが酷評していて
“駄作”という評価を下していても、興行成績はそれほど悪くない作品も数多くみられるのだ。
例えば、Yahoo!映画レビューで2000件以上の評価が付いて、平均が2点台という低評価を受けている作品でも、興行成績を見てみると、『ルパン三世』(201年)は24億5000万円、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(2010年)は41億円と、結果は悪いものではない。
もちろん、大惨敗という作品もこれまでの歴史の中ではあるが、「やはり確率論的な見方をすれば、人気漫画やアニメの実写化は、他の企画よりは計算ができるんです」(前述の制作委員会出資の出版系会社の担当者)。
(≫>2へ)
http://japan-culture-labo.com/4241
2 yomiφ ★ :2016/10/04(火) 21:07:19.75 ID:CAP_USER.net
さらに、ビジネスという部分以外にも、人気漫画実写化がここまで乱立する理由に「熱意」や「夢」、「ロマン」というキーワードを挙げる映画人も多い。
原作ファンをはじめ、世論が“無理”という実写化に対して、ファンと同じ熱量を持っている作り手が「自分ならきっと世界観を表現できるんだ」というロマンを抱くというわけだ。
小栗旬主演で実写映画化される『銀魂』の作者・空知英秋氏は、公式サイトで
「わざわざ沈む船に乗り込んだ『現代』の『侍』達の姿を見て、笑うも結構、泣くのも結構。映画と一緒にその顛末もお楽しみあ~れ」
と、実写化に対して否定的な世論を鑑みて、製作陣に愛のあるコメントを発信している。
映画は、基本的にお金を集めて、その制作費で作品を作り、それを多くの人に広め、劇場へ足を運んでもらい、収益を得るというビジネスモデルだ(その他、ソフト化やテレビなどへの放映権料などの収益もあるが…)。
出資側は、すでに実績のある漫画やアニメの原作ならば、リクープする可能性が高いと判断する。
出来上がった作品を広く認知させるためには、ネームバリューというのは非常に重要な要素になる。
良くも悪くも話題になるというのは、それだけ人の目に触れる機会が増えるということだ。
そして制作サイドには“思い入れ”を持つことで、作品に対する熱量がこもる…。
この一気通貫の流れを考えると、人気漫画やアニメを実写映画化することが多いのは、至極当然の現象と言えるだろう。
7 なまえないよぉ~ :2016/10/04(火) 21:30:25.10 ID:UI+9dxjj.net
>>1
こういう記事ってまともに分析する気無いよな
ただのアリバイ工作
もちろん吉良 吉影の役は北村一輝なんだろうな?
>>10
吉良は出ない
アンジェロがボス
少女漫画原作映画は手堅くヒットしてるから
深夜でアニメ化なんかやるより実写映画やってりゃいいと思う
でも逆に少年漫画のバトルものやファンタジー系は実写映画やらないほうがいい
実写映画をつくろうとする
オリジナルストーリーはうまくいくか読めない
原作ものにしよう
小説にするかマンガにするか
マンガの方が知名度もあるし、もともとビジュアル的なものだから映画に向く
マンガの実写化にしよう
まあ、自然な流れといえば自然な流れ
逆だよ
ビジネス側の人間は数字しか見ない
おまえが10億持ってるとして、
・作家ぶった映画監督が、ボクのセンスが冴えわたる難解だけど芸術的な作品になります
・トレンド追ってるPが、この漫画は20~30代OL層に人気で100万部売れていますので10億の予算に収めて作れば20億のヒットは固いです
と両方プレゼンしてきたとしたら、どっちに金出すよ、って話
>>19
そうなんだよね
結局のところオリジナルやる余裕が無いから安パイ切ってるだけなんだよね
ちなみに映画に限らずドラマやアニメにも同じ事が言える
各ジャンルとも年間でオリジナル作品となると10本も無いんじゃないかな
>ついにジョジョも!
ビビッたぁ
いよいよパチンコに魂を売ったかと思ったわ
スラムダンクは実写化されそうでされないね
>>27
日本中が荒れそうで面白そうなのになw
アドバンテージ?
バジェット?
リクープ?
日本語でお願いします
それにしても
> 原作のイメージとあまりにもかけ離れたキャスティングさえしなければ、
これが一番できてないと思うんだけど
>>29
どうやら最初から似せる気が無いらしい
原作の世界観を如何に現実に持ち込むかってとこが重心みたいでな
悪く言えば『僕の考えた~』ってやつだな
客が求めてるのはいつの時代も”再現度”なんだけどな
>>29
それはしょうがない
これを映画化したいので理想のキャストを集めますではなく
この人(この子)を主役に映画を作りたいのでいい原作ありませんかだもん
要するに芸能プロがあまりにも肥大化し過ぎた弊害だよね
*映画屋にすり寄る作者 爆*るの分かってるのに実写化
>>37
漫画家なんて異性にもてないヲタだから、映画やTVのスタッフに
「実写化したら、女優(男優)に会えますよ」なんて誘われたら
すぐOKしちゃうだろう。
クイーンズブレイドと聖痕のクウェイサーは実写化して欲しいかな。
乃木坂出演でZETMANなら見たいかも。
AKでも可。
実写進撃が50億とかショックなんだけど…
あれを良しとしちゃうのか
>>44
最悪の出来だったもんな、あれ
>>44
前後編の二本の合計で50億
因みに後編は前編の半分位しか入らなかった
>>46
入らなかった後編でも15億ぐらい?
十分稼いでるよね。
>>47
公開規模考えるとそうでもない。
>>48
そうなのか。
せめて、後編を見に行きたいと思わせるぐらいにはつくらないとだよねえ。
やっぱり実写化最強だわ
ジョジョ20億
銀魂22億
ハガレン18億
東京喰種15億
くらいだろうな
全部見に行こうっと
北斗の拳なんで実写化しないのかなあ
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